TMJシステムとは

TMJシステム

従来より行われている腹腔鏡下手術によって手術時に出来る傷を極限まで小さくして患者さまの負担をより少なくする目的で開発されました。

TMJ システムの構成
平成24年度ものづくり認定製品(第13回)受賞
http://www.pref.chiba.lg.jp/sanshin/hanro/monozukuri/h24.html

TMJ鉗子

一方のTMJ鉗子でTMJクリップをつかむとTMJクリップの向きが変わり、もう一方のTMJ鉗子がTMJクリップをつかみやすくなる構造になっている。

TMJ鉗子がTMJクリップをつかむとシャフトに対してクリップが一定の角度になり臓器等を把持しやすくなる。
鉗子先端部にラインがあり、クリップをつかむ際のガイドになっている。
また、TMJクリップを腹壁外から牽引等の操作をすることで通常の腹腔鏡下手術用器具の使用時と同等の手術が可能になり、手術後に出来る傷が極限まで小さくできる。


~人に優しい内視鏡用クリップ鉗子システム(TMJシステム)の開発~

従来から行われている腹腔鏡下手術は、鉗子を挿入する複数の穴を体表に開けて行われてきましたが、TMJシステムは、鉗子を挿入する穴は二つだけとし、体内組織の把持や挙上は専用クリップ(糸によって牽引して使用)で行う事で複数の孔を開ける必要が無くなり、孔の直径も極限まで細くすることが可能となりました。
これにより傷の残らない体に優しい手術が可能となり、更に腹腔内で鉗子同士の緩衝が少なくなることで、安全性を飛躍的に高めることが可能となり、医療機関にて持ち出しとなっていた単回使用の使い捨て製品等のコスト削減に繋がりました。

手術での使用例

関連製品

お問い合わせはこちら