よりよい医療をより安く。ニチオンが考える、医療の理想形です。

私たちが暮らす社会は、日々変化し続けています。それは、医療業界も同様です。これまで住まいや地域づくり、働き方といった社会システムの変革や健康の社会的決定要因を踏まえた「医療のパラダイムシフトの必要性」が叫ばれてきた中で、ニチオンも未来の保健医療について考えてきました。キーワードは、『より良い医療をより安く』です。

日本を例に挙げると、高齢化社会がより一層進んでいく中で、社会保障費は膨らみ続けていくことでしょう。だからこそ、”極めて低いコストで、2倍の結果を生む”ような、ドラスティックなイノベーション(改革)が必要となってきます。コスト面を抑えるのはもちろんのこと、サステナビリティ(持続可能性)が伴ったシステムでなくては意味がありません。そこでニチオンが着目しているのが、『医療・予防・グローバル』の3分野です。

この3分野に目をつけたきっかけは、昨今のエボラ出血熱をはじめとした、世界的な感染拡大です。日本にとってどこか他人事だった出来事も、これほど交通網が発達してしまった現在では、爆発的な感染拡大を引き起こす恐れさえあります。だからこそ、この3分野を包括的に捉え、取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。

ニチオンでは、日本国内だけの医療の未来ではなく、グローバルな視点に立つことで、こうした医療課題の解決に取り組んでいく所存です。これからも日本、そして世界の変化に柔軟に対応しながら、持続可能な保健医療の理想形を探し求めてまいります。